教育と保育の基本姿勢
子どもにとって「最善の利益」を「ご家庭ともに」
国が認めた民間の「認定こども園」です。
● 急速な少子化対策(労働環境、子育て支援等)・・・平成18年10月「認定こども園制度」が施行
● 指導監督は文科省と厚労省であったが、平成27年度に子ども子育て支援新制度が示された
「指導監査」の一本化、職名も「保育教諭」「主幹保育教諭」、1年間の区分けも「学期制」になった
● 国が定めた「教育・保育要領」を受け、「教育保育過程」を作成し、計画的な教育・保育に取り組んでいる
「子どもにとって最善の利益となる保育」へ。
子ども達の脳は年齢によって盛んに育つ部位が違う
子供たちの最善の利益は・・・体と心の発達
0、1、2歳児・・・生後8ヶ月〜満3歳 ー 愛着関係の形成時期
● まずは、動物として生きるための脳が育ち、脳細胞数がほぼ決まる
● 特に、脳の芯に当たる部分が規則正しい生活から刺激を受け、5才児まで脳は盛んに育つ
◎ 寄り添ってくれる、安心できる存在を持つこと
1.ぬくもりを感じて育つこと(肌のぬくもり、注がれる「笑顔」)
2.いつでもかけよる存在が側にいること
◎ 自分のいのちを優先してくれる環境であること
「泣いたら」
・お腹を満たしてくれる
・おしっこ、うんこをきれいに処理してくれる
・眠くなったらたっぷり眠れる
気持ちを分かって、自分のいのちを「育んでくれる」存在
3歳以上児・・・年少、年中、年長 ー 集団の中でかかわりあって育つ時期
● 言葉が増え、友達と言葉を交わしながらたくさんの刺激を受け活発に遊ぶ
・・・刺激を受けた脳は夜間睡眠を取っている間にしっかりと神経経路網として定着される
◎ 様々な要求をおおらかに受け止めつつ、考えさせながら育てる
1.我慢できた時に「・・・できたね!」「・・・えらいね!」と言葉で褒める(お金やご褒美は与えない)
2.生活リズムは崩さない(晩御飯、寝る時間は必ず守らせる)
3.「失敗させ、考えさせて行動を変えさせる」のくり返しは脳を育てる
◎ 打たれ強い子をめざし、遊びの世界を広げ、自然体験・本物体験をたっぷり
1.体の機能を引き出し伸ばす・・・「子どもが没頭してしまう遊びの環境」
2.自然体験、本物体験、友達との交流・・・「五感を鋭く」「言葉を豊かに」「工夫し・考える力を」
たくさんの子どもを預かっての教育・保育にあたって
園の努力
★ 「幼児教育」の研修を大切に
★ 「安心安全な環境」・・・部屋環境、遊具、食事等
★ 「担任、補助等の配置」・・・基準はもちろん、実情に配慮し最大限の努力を
ご家庭へのお願い・・・保育教諭でも超えられない親子・家族の世界
子どもにとって信頼の第一位は保護者・・・園の保育のよい面は共に家庭でも
★ 体力も抵抗力も未熟な幼い子ども達・・・体調の悪いときは静かなご家庭で
※ お願い ー 緊急時の対応(預かってもらえる環境の確保)も・・・病気等
子どもは授かりものではない。
◎ 「預かりもの」の子ども達
◎ 子育ては自分育て
◎ 社会人として育て上げる
子ども優先の生活で「育むいのち」を「早寝・早起き・朝ごはん」で、登園をお願いします。